花の鎖
失(なく)くした色(いろ)は
遠(とお)い日(ひ)の記憶(きおく)
古(ふる)い絵(え)の具(ぐ)の箱(はこ)
そっと開(あ)ければ
幼(おさな)い友(とも)が
いつも居(い)たよね
変(か)わる ことない
あの笑顔(えがお)
ふたりで夢(ゆめ)を描(えが)いた
心(こころ)のキャンバス まだ色褪(いろあ)せない
君(きみ)の手(て)と僕(ぼく)の
手(て)を重(かさ)ねた日(ひ)の 温(ぬく)もり
人(ひと)は何故(なぜ) 愛(いと)しさと
憎(にく)しみを併(あわ)せ 持(も)って
いつも 生(い)きるのだろう
喜(よろこ)びと 悲(かな)しみを 絡(から)ませ
紡(つむ)いだ青春(せいしゅん)の
永遠(とわ)の絆(きずな)
花(はな)の鎖(くさり)よ